【演武とビジネスパフォーマンス】 ~太極拳的ビジネス体幹力
演武の体験を重ねるほど、ビジネスパフォーマンスはアップします!!
秋は太極拳関連のイベントが目白押し。
来週の奉納演武に続き、9/22(日)に同じく渋谷で大演武会が行われます。
宗家の王福来老師、地曳師父、高弟の師兄ともども私も演武を行います。
はじめのうちはね。
演武が決まると当日までドキドキでした。 (^_^;)
本番になるとさらにひどい…。
頭に血が上って周りも見えず、聞こえる音は自分の心臓の音だけ。
型の順番は飛んじゃうのは当たりまえ。
足はガクガク、腰はフワフワ、片足立ちなんてとんでもない。
終わった後でも、何をやったかは全く覚えてない
なんて状態です。
ところが。
何度も何度も演武を繰り返すうちに、これが変わってきます。
どんな時にもあがらなくなる!!
わけではないんです。
大舞台ではやっぱりあがります。
ドキドキ、ブルブル、ガクガクするときもあります。
でも、そんな状態をモニターしている自分がいることに気づきます。
「いやぁ、あがってるなぁ」
と思いつつも、いつものように型をこなす。
そんな状態になってきます。
あがっている自分
モニターしている自分
演武している自分
その中のどれか一つだけが自分なのではない
と言うのがよくわかります。
全て自分でありながら、同じではない。
「多様な自分が同時に存在する感覚」
を味わえるチャンスって、そうそうありません。
「状況に合わせて、最適な自分を選ぶ」
そんなビジネス力を与えてくれる。
それが演武の持つパワーです。
PS
【動画について】
演武での緊張は、「実戦」に最も近い!!
と言うのが、師父の教えです。
様々な場所、様々な状況で演武を行うのは、武術家として見過ごすことの出来ない機会。
なんてことをお伝えさせていただいてます。
こちらも、ご覧くださいね。